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★×2ワーキングシンマザwith PD ★SoWhat!? 今日も元気にC'est ma vie~☆

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それは、突然にやってくる。

本当に何も考えていなかったのに、急に。

離婚前には、過呼吸発作の記憶。
自分でもどうしたらいいのかわからない過呼吸発作と
止まらない涙で視界はハッキリしない。
駅のホームで通り過ぎる人が「失恋?」と言って笑う。
キヨスクのオバチャンが笑う。
駅の救護室で「まだいんのかよ」と男が言う。
こわい、こわい記憶。

離婚後は、子供たちのぬくもりと涙。
何度も実家に避難したけれど、夫のモラハラを両親は信じなかった。
離婚調停が始まって、子供を連れて夫が引っ越してしまい
私は行くあてもなく、友人の車や友人の家で寝泊まりしていた。
ある日、子供を保育園に迎えに行って、そのまま新幹線に乗った。
やっとたどり着いた実家では、そこに住むことを拒否された。
夫から着信とメールの嵐。恐ろしい文面。
必死に救いを求めた手は振り払われた。
泣きながら子供たちと新幹線に乗った。
満席で座れなかった。
通路にうずくまって、子供たちを抱きしめた。
ごめんね、ごめんね、もう一緒に暮らせないよ。
子供たちも泣いた。
あの、ぬくもりと、涙と、痛い痛い記憶。
駅まで子供たちを迎えに来た夫は恐ろしい形相で
「二度とこんなことすんな」と言って去って行った。
死にたかった。
辛くて、辛くて、たまらなかった。
だけど、子供たちが大人になった姿を見たかった。
私が産んだ子供たちが、どんな人になるのか、見たかった。
だから、頑張って、生きた。

全部が一度に押し寄せて
涙が止まらなくなる。
体中が痛くなる。
息をすることが苦しくなる。
生き恥だと思う。
いや、そうではないと必死に否定する。
どんな理由でも、どんな恥でも、何でもいいから生きるんだ。
死んだら、負けだ。逃げだ。
大人になった彼らを見れないじゃないか。
生きるんだ。
生きるんだ。

ああ、だけど
怖い記憶も痛い記憶も消えてくれないんだよ。

もんどりうって、みっともなく泣いて
何もなかった顔して仕事に行くの。
そんな日が年に何回かある。
いやになっちゃうね。
どうにか生きてきて、まもなく40だ。
あの痛い別れから12年も生きた。

途中、一人で生きるのが耐えられなくなって
再婚してまた離婚して
幸いにもここにちっこいサムライがいる。
この子を育てるっていう大義名分に支えられ
上の子たちを見守りたくて
今日も生きてる。

時々、どうしてもしんどくて仕事を休む。
でも、辞めずに働いてる。

うん、頑張ってる。

フラッシュバックに、負けてない。
大丈夫だよ。

むしろ目が覚めた瞬間に過呼吸発作だと
面白くなっちゃって、笑うもん。
仕事は休むけど。

フラッシュバックも記憶も消えずに一生あると思う。
だけど、いつか、笑いとばせるとイイな。

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40になろうとしているオバサンが
恋する乙女時代を思い出して、メランコリックになる。

文字にすると気持ち悪いな。

でも、そういう事があるんだよ、実際。
若い頃のように「彼氏が欲しい!」とは思わないで
昔を懐かしんでしまう。
それで、ああ、メランコリックだなって思うけど
それで彼氏が欲しいとは思わない。

2度も離婚してたら、男に何も期待しないから
この寂しさや憂鬱を男が解消してくれるわけもないって思う。
男でなくてもいいんだから。

私の最大のメランコリックは
大声で「友達!」って言える人が近くにいないこと。
何でも話せる相手はいても
忙しくて話す時間が無いこと。
しかも、友達かどうかわからない。

むしろ友達って何だかわかんなくなってきた。
何だかわかんないけど、何かを一緒に楽しむ仲間が欲しい。
子供と二人だけでは、どうにも限界があるな。

何か始めたいけど、時間が無くて
取り合えず、早起きしたので
ブログだけ更新してみた。

誰も見てないけどね、ここ。

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とにかく文句を言い散らかしてプライドを保っている人間を
「ダークサイド」と呼ぶことにしよう。
おそらく、日本人の6~7割、世界の4割くらいはダークサイドだ。
だからこそ「毒舌」がメディアに横行する。
他人の不幸は蜜の味、とも言うくらいなので
ダークサイドは人間の本性の一つなのだろう。
どう飼いならすかで、その人自身がダークサイドになるかが決まる。

私の母は完全なるダークサイドの人間だ。
日々、文句を言い散らかしている。
それでいて、自覚が全く無いのが漆黒のダークサイド。

母と同じような漆黒のダークサイドが職場にも数名いて
時々、その引力に引っ張られる。
おそらく、漆黒の正体はブラックホールなのだ。
魅力があるとか、そういうわけではないのに引っ張られる。
自分も他人を批判したくなり、些細な事に文句を言いたくなり
それを誰彼かまわず言いたくなり、挙句の果てには
私は何も悪くない!とまで言いたくなる。
上司の前でだけ、優秀な仕事ぶりを見せ
それ以外の場所では、凶暴な顔で凶器のような言葉を吐く。
悩んでいる人間を否定してみたり、聞いてるそぶりでスルーしたり
その日の気分で当たり散らしてみたり
仕事の出来ない人を大勢の前で馬鹿にしたり
とにかく、自由で楽しそうに見えてしまうのだ。

だけど、どれもこれも、誰かを傷つける行為であり、恥ずかしい行為。

だから、引っ張られたくない。
いつも、そう思っているのに、時々自らの社交性を呪いたくなる。
上司が漆黒のダークサイドで、その凶器の言葉に賛同せねばならん時・・・
私の社交性が瞬時に賛同してしまうのだ。
上司でなくとも、同僚にも、私の協調性が瞬時に働いてしまう。
賛同して笑いながら、ああ、指先から黒くなっていく・・・と思う。

「穏便に済ませよう」「足並みをそろえよう」「出る杭は打とう」
日本人的な発想は、義務教育で身についてしまっている。
ダークサイドにすら足並みをそろえてしまうことが「社会性」と言われるから
汚職も貧富の差もなくならないし、毒舌が消えない。
世界の中心には漆黒のダークサイドが龍の巣の如く渦を巻いている。

しーた!ぱずー!!ばるす!!目がぁ~!!
あ、脱線した。

母が漆黒のダークサイドゆえに、私も毒舌は得意だ。
ただ、後味がひどく悪い。
毒舌が絶好調になればなるほど、傷つけていく感覚がある。
全てを否定せずに、何かを語ることは出来ないのだが
努力している人間を傷つけることは、したくない。

ダークサイドから見たら、こんな意見は「偽善」と笑うだろう。
それでも私は、出来る事ならダークサイドになりたくない。
自分だけ楽しければよくて他人を傷つけてまわるよりも
偽善者であるほうが、ずっとマシだ。

ちなみに「社会的弱者」と言われる立場の私から
同じような「社会的弱者」にもダークサイドがいることを
この場でハッキリしておきたい。
「障害者だから」と身勝手を当然とする人たちや
病気ではない引きこもりで生活保護を貰う人たちは
一生、ブラックホールから出られないだろうから
私に関わらないでほしい。

私利私欲に走って楽しく過ごすよりも
偽善者として心から笑える日々を望んでいるはずなのだが・・・
何故か、心の一部がグラグラしている。

閉じ込めたダークサイドが、暴れているようだ。

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ha~~~~~~~( ゚Д゚)ヨカッタ~~!!

週前半の落ち込みから、どうにか少し浮上しました。
わたし、単純人間で、本当にヨカッタ~(^◇^)

見失っていた自信は自分の中にあった。

1994年、当時はまだ病名すら日本で知られていなかった病気になって
両親からは見捨てられ、友人を頼って見知らぬ土地へ。
そこで知り合った男性と恋に落ちるが浮気され
すったもんだあって別れを切り出すと原宿で号泣した後に
「正直、病気が重荷だった。」と芝居じみたセリフを言われ
真面目な公務員と結婚して二児をもうけるも
三年後に豹変した夫から母子共にモラハラ行為を受け
三年耐えたが耐えきれず、両親に助けを求めたが断られ
当時はまだモラハラが暴力と認められず
むしろメンヘラーの私の被害妄想だと言われ
子供の親権も得られず、年に2~3回しか会えなくなった。
友人は皆して一歩下がって行き、母親からは貴方は馬鹿よとなじられ
毎日泣き叫んで苦しんで苦しんで、でも
子供たちが成長した姿を見たい、いつか一緒に暮らしたいという
欲望を糧に必死で生きてきた。
だけど、やっぱり一人で生きていく自信がなくて再婚したら
子供が生まれたとたんに夫が引きこもり。
前代未聞の裁判を経て、だけどやっぱり実家を追い出されて
子供と二人暮らしで何とか生活している今日この頃。
貯金がない事を母に馬鹿にされたり
過去の事や元夫の事をあれこれ言われても
我慢して笑うし、病気の事も絶対に言わない。
職場でも精一杯の空元気で感情を封じこめて笑っている。
病気になってしまった息子とも楽しく過ごそうとしているし
自分が辛いときは意識して休んで壊れないようにして・・・
離れて暮らす子供たちにも、会いに行くことを決して止めない。

こうして、並べ立てるだけで
本当に、自分はどんな状況になっても前を向く力があり
何度凹んでも必ず立ち上がって
パニック障害を再発することなく6年も働いてる。

どんだけ馬鹿にされたって、いやいやいやって言えるでしょ。
タイミングが悪いのも病気になったのも、馬鹿は関係ないし。
馬鹿にする側が、むしろ馬鹿なんじゃね?
って言っても怒られないくらいなんじゃないかなぁ・・・。

ということで、元気が出ました。

おいっす!

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パニック障害を経験した方には、同じ経験もあるかと。

具合が悪いのは嘘ではないけれど
それが心因性の目まいや頭痛や倦怠感だとは
大きな声では言えないよね( ´艸`)

だけど、これを無理して出勤すると
危険だって事もご存知かと。

職場に対する嫌悪感がMAXになったら
悪くすると発作、良くて泣き続けるという事態に。

なるんですよ( ゚Д゚)40になっても!

理解してもらおうとは思わないから
いちいち説明なんかしないし
それを知られてしまったら、なおさら危ない!!

自分の苦痛を知ってる人がいるという甘えからも
発作は起きるのですよ~~~~(; ・`д・´)

不安も恐怖も甘えも、NO!!

そういう感情をサラリと流せる心の準備をしてから
出勤しないとダメなんだよね((+_+))

言い訳~('Д')って言いたい人は言いなさい。
気に共感は求めてない。

事実なのだから、仕方がないのだよ!

キモイ~('Д')って言いたい人は言いなさい。
あたしだってキモイわよ!

不具合が無いときは私もあなたと同じ脳だし。

ビョーキ持ち|д゚)って引く人は引きなさい。
いずれ、あなたが病気になったら引いてあげる。

嘘だよ。引かないよ。
その孤独は痛いくらい知ってるから。

ああ、いつまで経っても、友達100人なんて作れない。
偏見も他人を見下すための崖も無くならない。

いや、私も他人を見下す人間は、わかりやすく見下すけど。

どうせなら
笑顔の絶えない毎日が、いいに決まってるよね!

パニック障害の人がシングルマザーになんてなるもんじゃないね!
家族の暖かい支えも無く、子供が病気とか、本当に無いわ。
あなたは、こうなっちゃいけないよ!!

心臓も脳もギュッとわしづかみにされるような苦しい朝が
最近増えてしまってね。
ここにこうして吐き出さないと苦しいのだよ。
気の置けない友人と何時間も語らう時間があったなら
家族の支えが、もう少しあったなら
ここまで苦しくはならないと思うのだけどね。

仕方がない!

どうにか明後日までにサラッと苦しみを流して笑えるようになる。
それが、付け焼刃の笑顔でも、きっと良いんだと思う。

頑張ってるね!私!

まだまあだ、一人で頑張らないといけないからな!
せめて子供が18になるまで。
あと11年は、再発もしてられん。

何か、面白いことをして皆を笑わせたいなぁ( *´艸`)

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最初の離婚の時も、親には同居を拒否された。
二度目の離婚の時は、仕方がないからと同居を許可されたが
常に母から公営住宅を勧められ、役場に連れていかれた。
すると、役場の人から
「ご自宅を拝見させていただいて、同居する部屋が無いということが確実にならないと、公営住宅には入れませんからね」とクギを刺された。
母はその人に聞こえるように文句を言った。

結局、同じ市町村内で自立しても学童が無いとか
学区が広くてスクールバスになってしまい
時間が決まっているとか
そんな状況で仕事ができるわけもなく
職場の近くに引っ越して、今は親のサポートは最低限で頑張っている。

そんなある日に、車のバッテリーがあがって
助けを求めたいのに、求められる人がいなくて。
近所の人もあいさつ程度だし
フルタイムで仕事してるとママ友も出来ないし
地元ではないから同級生もいない。
職場でも、SOSを出せる人なんて思いつかなかった。

やっぱり、家族だよね・・・
そう思って母に電話したら
自分で何とかして。と笑われた。

ショックだった。
人生で二度目の、どうしようもない孤独だった。

ああ、私は本当に一人なのだな、と
嫌だけど実感してしまった。

それで、その後はずっと体調が悪くなったり
オデキが出来たり脳がぎゅううっとなったり
耳鳴りがしたりして
何度か苦手な病院に行ったけど
結果は「過剰なストレス」だった。

職場の人は私のSNSを覗き見して皆で噂してるから
そういう部分は一切書けないし言えないし。
友達に会うことも出来ないし
家族には何も言えないし
どうしようもない気分になって・・・逃れられずにいる。

ま、そう言う事もある。
仕方ないって思ってる。

仕事も家事も育児も
やるべきことはやっているから
それだけで十分だよって自分に言い聞かせてる。

だけど、先日・・・ふとね
ああ、そうか、家族って同居するものなんだよね?って
ふと、思った。

幼い子供がいたり、老人がいれば、やっぱり皆で助け合うのが
正解じゃないか!って
すっごい当たり前のことを、今知ったかのように
ふと、思った。

なんだか、泣けちゃったね。


それだけなんだけど。

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理屈は理解できても
感情的には納得がいかない事なんて
大人になればザラにある。

しかしながら、私の脳は若干の機能障害があるため
自分で自分の感情がわからない場合があり
わからないままにストレスを溜めてしまったり
あるいは暴走してしまうこともある。

他人よりも不安を感じやすく
膨れ上がった不安によって発作を起こしたり
通常は必要な音のみ拾う耳が全ての音を拾ってしまったり
不安からやたらと色んなところを見てしまい
視覚からの情報過多で眩暈がしたり
あるいは視界に3センチくらいの透明な渦巻きが無数に現れたり
不安を感じて脳はあらゆる不具合を起こす。

最近では胃腸とか肉体的に弱った部分にも出る。
仕方がないんだよね、もう、こういう脳なのだから。

脳が不安に過剰反応しない限りは
ごく普通の反応をするので
当然だけど「普通」の感覚もあるわけで
そこと比較できるのだから
自分の異常な部分はよくわかっているつもりだ。

それでも、それでも、それでも
他人は「異常な人」と判断する。

ウツ病と混同されることが多く
「ウツだから放っておけ」と家族も言う。
あの人はウツだからネガティブなのだ、とか。

そういう他人や家族の反応を一瞬でも見てしまうと
どうしても、自分から距離を取ってしまう。

違うんだ!そうじゃないんだ!と叫びたい気持ちと
理解は不可能なのだから相手に理解を求めてはいけない、という気持ち。
その葛藤がさらにストレスになって
残念なことをやらかしてしまう。

まだまだ未熟ものだなぁ。('◇')ゞ
やらかしまくりだよ。

今の職場でもやらかしてるから、もう逃げたい。
埼玉に帰りたい。移住したい。けど、簡単じゃない。
我慢するしかない。

正直言って、ここまで我慢して長く仕事を続けた事自体が初めてで
私にとっては、自転車で日本一周したくらいの快挙で
だけど、誰も快挙に気付かないし、褒めてももらえない。

そういう思いが、夢に出たのか
詳しい内容は忘れたけど
「それでいいんだよ」って
大きなクッション(大きな安心)を放り投げられて
それをがっつり受け止めるっていう・・・。
何年振りかと思うくらいの安心感だった。

きっと、自分で自分を励ましてるんだろうね。
それが出来た自分を、偉いなって思うし
ああ、もう少し自分は大丈夫だって思った。

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今年に入ってから、あまり実家に近寄らずにいた。
助けを求めても、笑顔で断られたり
さっと手を出して引っ込めるような
母の対応を見るのも嫌になってしまったのだ。

心配した父が、時々電話してくるようになった。
祝日は子守の必要はないか?→有休使ってます。
お米は足りているか?→なかなか減らないです。
など、一生懸命に何か理由を探して、来てほしいようで。
少しは嬉しいけれど、複雑な心境。

これまでも、ずっと母は私の事など慮ることはなかった。
パニック障害という大きなダメージがそれを浮き彫りにし
その事実と何年もかけて向き合って
期待して、裏切られて、でも期待して、また裏切られる、を繰り返してきた。
親に期待をするのは、やめられないものなのだな、と
しみじみ思うのだが。
少しづつ、心の距離を取ってきて、やっと期待が薄れた今日この頃。

上の子供たちに会ってきた。
タイミングがあってしまったので、母も一緒に。
もう高3と高2にもなると、確実に半人前を超える。
対等に話もできる部分もある。
しかし・・・
一瞬、不登校の引きこもりになりそうになった長男が
「父ちゃんが、怒らないで説得してくれた」と嬉しそうだった。
今まで散々な言われ方して怒鳴られ詰られていたのに
やっぱり長男も父親に期待していたのだ。
なぁ~んだ。
結局は生みの親より育ての親だよね。
寂しい。

そんな感じの帰り道・・・
突然に母が「あたし、ひとつだけ後悔してるのよ」と切り出す。
一つだけじゃなくて、色々後悔したほうがいいよ。と思う私。
「あんたのさ、離婚の時にさ・・・ほら、調停の最後の回にさ・・・
  一緒にいればよかったと思って。
 そうしたら、子供たちを手放さないで済んだかもしれないじゃない?」

は?

「いや、でも、調停で合意できないと裁判だし、弁護士も雇えなかったし・・・」
と言う私を遮って、母が言う。
「だからさ、弁護士を雇ってもいいって、言ってあげれたかもしれないでしょ?」

へ?

何を、この人は・・・偉そうに言ってんだ?
あの当時、私を散々馬鹿にして「土下座したら弁護士雇ってくれるってよ」と
本当か嘘かわからない父からのメッセージを冷やかしのように言った人が
何を言ってるんだろう・・・・

昔、家の鍵を忘れて家族の帰りを待っている時に
薄暗くなった家の裏の自転車置き場で
隣家から聞こえる夕食の支度や父親と子供たちがお風呂に入っている
暖かそうな音を聞きながら無意識に涙が流れ
無風の何も無い水面に一滴の涙が落ちて、その波紋がゆっくりと何層も広がってゆく
そんな明確な映像イメージと共に静かに強く認識した感情が
後に「孤独」だと知った時のように
心が凍っていく微かで透明感のある音がした。

意外と、綺麗な音なんだな・・・なんて思いつつ。

「子供たちにとっては、どっちかの親がいなくなるんだから、どっちでも同じことだよ」
と、上手に締めくくった私。
その後も母の口からは不思議な言葉が出続けた。
「〇〇さん(元夫)も、説得できるくらい丸くなったんじゃない?」
・・・彼がモラハラ夫だと、絶対に信じなかったあなたが言うか。
「子供たちが巣立って行ったら再婚でもすればいいのに」
・・・大きなお世話だろう。
「ねえ?」
・・・離婚(=彼を否定)した私に同意を求めるのか!
「離婚して子供が巣立って、生活の不安から再婚する女性って多いのよ~
  だけど、いろいろ大変でね・・・(ここから母の友人の体験談)
  あんたも老後のことはしっかり考えなさいよ」
・・・いや、もう、あなたに実家を追い出されなかったらスゴイ貯金出来てたよ。

とかなんとか。

とっても疲れたのだけれど
一ミリも傷ついていない自分を、偉いなって思う。

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数週間前のこと。
子供が熱を出して、自分も熱を出して
インフルではないけれど長引いて一週間休んだ。
やっと出勤した日にお局が捻挫したとの電話。
病院に行ったら靭帯損傷とのことで、その日から2週間休み。
ところが、お局は休みますとの連絡のみで、仕事の引継ぎをしなかった。
いくつかの仕事を抱え込んで他者にやらせなかったお局。
それなのに引き継ぎもせずに、復活した際には文句ダラダラというのが常。
そんなお局に、ついに女王様がキレた。
何だか息巻いて、すげえもんだな、と思っていたけど・・・

どうやらお局は、上の立場をおろされてしまったらしい。
どうしてそうなったのか、経緯がわからないし
お局が唯一の早番の偉い人だったので
これで実質的に自店は遅番しか出世できない店で遅番のやりたい放題になった。
それはそれでやっかいだ。

だが、お局のこの二週間のお休みを、降ろされたショックだと言う人もいる。
そうなのだろうか??
確かにプライドの高いお局だから、打たれ弱いに違いない。
私は一昨年にお局にあと一歩まで出世して
悪魔のような上司に全てを奪われて
今では役職こそ上だが仕事の内容は新人と一緒という屈辱的な状況だ。
それでも、自分の役職にプライドを持つよりも
仕事はどんなものでも一生懸命やるというスタンスにこそプライドを持つべきだ
って思って、涙をふきながら仕事をしているのに
その私を見捨てて助けてくれなかったお局が、ショックだって?
馬鹿なんじゃないの!? 
腹が立ってしまった。

そして、今の職場に何の期待もしてはいけないのだと再確認して
心から自店を軽蔑し、その気持ちにふたをした。

転職できるものならば今すぐしたい。
人生経験の浅い子供丸出しのアラサー女子どもが幼稚な仕事をする職場。
これほど最悪なものがあるだろうか??
否・・・これはネタの宝庫だと思うべきだろう。
今は絶対に書けないけど、いつか物凄い癖のある漫画が描けそうだ。

幼稚なアラサーたちのプライドも実に不可思議な所在だし
アラフォーのお局に至っては、本当に自分よりも年上なのかと疑いたくなるし
何なら一度心療内科に行くべきなんじゃないかと思うほど
自己正当化が四次元方向にねじれている。

出来ないことを出来ると思い込んで、出来てないと指摘すると泣きながら憤慨したり
間違えた事を誰かのせいにして、涼しげな顔をしていたり
間違えたまま、真面目な顔で力説して絶対に他者の意見を聞かなかったり
自分も出来ない事を当然のように他者に要求して出来ないと笑ったり
私の成果を我が物顔で自分のものにしたり
清掃をやったこともないくせに「そうなんだよ、大変なんだよ」と言ってみたり
常套句が「わたし、間違ってないですよね!?」

まあ、もう何も求めないですよ。
だから、必要以上に頑張らないし、仕事の時間も減らして
今後は漫画や小説を書くことに時間を使いたい。
カフェでぼけっとする1時間も作れそうだし
子供と遠出もできそうだし
仕事を頑張ることで失うものって多いんだなって
改めて知ったな。

プライドは、自分を偉いと思うところに置いてはいけない。
プライドは、他者に見えるところに置いてはいけない。
プライドの所在地は自分だけの秘密にしたい。

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「仕事」は辞めるべきではない、と思う。
年齢や環境や状況的にも、転職は厳しく、子供もいる。
ましてや自分にPDがあって、子供にはCVSAがある。
(PD=パニック障害。CVSA=周期性嘔吐症)
職を失うのは大変に恐ろしい。

しかし。。。

仕事が面白いと思えず
面白くなるように頑張ることに躊躇するなら
仕事を辞める方向で考えるのも
アリなんじゃないかと思い始めた。

もちろん、次の仕事が無いと、辞めることは出来ない。
だから
口癖のように「転職したい」と言って笑うのではなく
誰にも言わずに
こっそりと
転職の可能性を探してみるのだ。

それだけでも、きっとこのつまらない毎日も変わるかもしれない。

「仕事」は一つだけじゃない。
「仕事」は絶対じゃない。

かすかな可能性でも、探ってみたい。

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