ここ、山奥では墓参りに丸いちょうちんを持って行くようです。
菜箸の先に紐でつるしたような感じの。
スーパーでも、何やら不思議な「お盆グッズ」が売っている。
小っさ~い青りんご。
何かの茎だか蔓だか。
一口サイズの紅白の餅、たくさん。
どのように使うのでしょう??
どうやら今日は墓参りの日だったようで、どこもかしこも墓参り。
親戚一同でゾロゾロ大移動。
車も2~3台連なって。
普通、13日なの?
都会の核家族で育ったので、風習ってものが、全くわからない。
墓参りは、お盆の週の行ける日に行くものだった。
もちろん仏壇も無いのでお供えなんかも、わからない。
ダーの実家は本家なので、立派な仏壇があり、何か頂くと必ず仏壇の前に置く。
まず、先祖にあげてから・・・ということかな?
本家っていうのは、大変だね。
人が集まる。
盆暮れ正月、季節の変わり目、お祝いに、お悔やみに。
常に来客がある。
大変だなぁ。
でも、来てくれるってのは、いいもんだね。
・・・・おばあちゃんの墓参りに行こうかなぁ・・・。安定期だし。
長男である父は遺産相続に興味が無くて、叔父に譲った。
完全に過疎化して廃屋だらけの村の山や田畑は、たぶん金にならんのだけど・・・
叔父は「デカイ道路ができるから土地の値が上がるんだ」と言う。
・・・まず、ありえないのだけれど。
とにかく遺産が欲しかった叔父は父を敵だと思い込み、未だに牙をむき出す。
父が建てた祖父母の家以外は全部あげたんだけどね。
そんな変な理由で、墓参りに行けないのである。
罵倒する電話や止まらない苦情FAXなどが予想される。
・・・なんつーか・・・正反対の兄弟・・・。
叔父は父のことを「クソが付くくらい真面目で面白くない」と言う。
父は叔父のことを「情けないだらしない人間」と言う。
・・・どっちも当たっている。
サスガ、兄弟。
お盆になると、お墓参りと叔父を思い出す・・・。
今週の暑さが過ぎたら、山奥は秋になるんですって!!!
なんて短い夏!!!
今日は「天才柳沢教授の生活」3年ぶりの新刊を買い、改めて人間について考え・・・ようとしたけど
暑くて・・・。
ただ、漠然と・・・完璧な人間はいないのに、それを求めてしまうものなんだなぁ。と思った。
他人に対しても、自分に対しても、求めすぎる部分がある。
不完全で矛盾しているからこそ、人間だのに。
ぼんやりと、そのうち・・・遠くない未来に・・・子供たちと一緒にスーパーを歩く気がした。
ただの白昼夢かな。
日本の法律では非親権者が何の権利も持てないと知ったのが、あまりにも最近で
なんて勉強不足なのかと思ったが
よくよく考えてみたら、そこまで法律が自分の生活に入り込んでくるとは考えもしなかった。
生活の中のほとんどは、感情的な部分や人間関係のウェットな部分で構成されているから。
そういうまんまで暮らしていけると思っていた。
たとえ仲たがいしても、恨まれても、感情は丸くなり、いつか許され握手が出来ると思っていた。
ずいぶんと、オメデタイ。
法律に、束縛されてしまったのだな。
私の親心までも。
変な法律だなぁ。
いつかは、変わって欲しいぞ。
さぁ、トコロテンでも食べようかな。
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