C'est ma vie !

たぶん、母にチラリと何かのついでに言ったかもしれない。

実は離婚以来、家事がツライ。

無意識に避けている。

台所に立つこと、洗濯物を干すことが特にキツイ。

誰かのためならなおさらだ。

一人暮らしでも、台所ではコーヒーを入れるだけだった。

洗濯は読書をしながらやる。物語の世界に浸りながら干す。

掃除は仕事でもやるから、仕事のつもりでやる。

姉には言えない。なんとなく。

だから、今日は久しぶりに台所に立った。

やはり、辛かった。

小学生の子供たちを私は想像するしかない。

ランドセルを背負った姿は見れない。

どんな解答用紙を持ち帰り、どんな絵を描くのかわからない。

えんぴつや筆箱も知らない。

小学生の生活がわからない。

一人では生きて行けないと泣いた夫を見て、私はカギっ子で村八分にされても平気で一匹狼だったから、一人で生きて行けると思った。

一人っていうのが、家族を失うってことだとは思わなかった。

毎月会えると信じていた。

馬鹿なことをした。

身を削って産み育てた子供を、失うなんて。わからなかった。

ただ、恐くて。彼が恐くて。家が恐くて。

発作ばかりの毎日が辛くて。

誰も助けてくれなくて。

卑怯者の私。

何度も死にたいって思った。死ねなかった。

あの子達の未来が見たいから、死ねなかった。

会いたい。

あの子達のために家事をしたい。もうできない。

何故、生きているのかわからない。

芝居も漫画も無意味になってしまった。

生きる意味はただ一つ。あの子達の未来が見たい。


誰にも言わずに、こんなことを毎日考えてます。

朝は死にたくてたまらない。

誰にも言えない。

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